協議会について

ご挨拶

セルフケアフード協議会は、内閣府イノベーション創造プログラム(SIP)第2期(2018~2022)スマートバイオ産業・農業基盤技術のうち「食を通じた健康システムの確立による健康寿命の延伸への貢献」研究事業で得られた様々な成果を社会実装するために2022年4月企業の有志による組織として発足いたしました。

バイオ戦略2020(市場領域:生活改善ヘルスケア)では、2030年までに、これまで分散し眠っていた健康・医療関連データをビッグデータ化し、バイオテクノロジーと組み合わせることや、健康に良い食の解明・開発とそのオーダーメイドな提供を通じて、本市場領域を発展させ、健康・未病段階のセルフケア・早期発見、代謝異常に備えた予防、臓器障害における治療と重症化・再発予防を切れ目なく行う社会システムを世界に先駆けて実現し、世界市場を獲得することを目標としています。

「食」は医食同源という言葉もあるとおり、生命を養い健康で長生きするために欠かせない生活要素です。そのためには、個人の健康の見える化を適切な方法で行い、栄養機能性成分が明確な農産物を使った、個人に健康状態に適したセルフケア食品をレコメンドするような社会システムを創出・実装していくことが重要です。

セルフケアフード協議会は、スマイル100年、食による幸福な健康長寿社会の実現を目指して、単独の企業だけでは取組めない協調領域や、社会課題の解決について、会員企業やステークホルダーの皆様と精力的に取り組んでまいります。

今後とも、皆様の絶大なるご支援、ご協力をお願い申し上げるとともに、本会の活動を通じて、豊かで健康な社会が導かれることを切に期待いたします。

一般社団法人 セルフケアフード協議会(SCFC)
代表理事 山本(前田)万里