軽度不調とは?

軽度不調とは?

なんとなく体がだるい、イライラする、胃の調子が悪い……。いま、あなたが感じているその症状は「軽度不調」かもしれません。この軽度不調とは、人々が主観的に感じる軽度な心身の不調のこと。活気がなかったり、イライラしたり、あるいは疲労感や不安感など心の不調、さらには肩こりや腰痛、頭痛、胃もたれや便秘といった体の不調など、感じる状態はさまざまです。「もしかして?」と思い当たる人も多いのではないでしょうか。質の悪い睡眠、自律神経の乱れ、腸内環境の乱れなどによって引き起こされると考えられます。「軽度」という言葉がついているように、食生活など日々の生活習慣を見直すことでしばしば改善されます。しかし、そのまま放っておいて生活を改善しないと、思わぬ病気につながる可能性も。「軽度」といえども、油断はできない不調なのです。



軽度不調状態


軽度不調から健康へのサイクル

このような健康と病気の間を示す言葉には「未病」というものもあります。この未病とは、血液検査などで異常な値がでているものの、発病までは至っていない状態のことをさします。一方、このような検査の値は正常の範囲内であるにもかかわらず不調を感じる状態が軽度不調です。つまり、軽度不調は、健康と未病の間の状態。健康に近い分だけ、早めに気づいて食生活の乱れなどを改善すれば、再び健康を取り戻せることも軽度不調の特徴です。最近では、心身に関する簡易なQ&Aで軽度不調を判定する方法もあります。さらに軽度不調の状態を科学的に分析し、食品の成分などと紐付けて食生活の改善に役立てるような研究も進められています。



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インタビュー

「軽度不調とは?」

代表理事 山本(前田)万里